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アスベストや当社の調査についての情報を発信

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東京都国立市谷保6049
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TEL:
042-512-8405
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アスベスト調査の流れについて

東京都国立市のケーズブレインズです。
当社では、アスベストについての現地調査から報告書作成まで
トータルサポートが可能です。

今回はアスベスト調査がどの様な流れで進むのか、紹介をさせて頂きます。

アスベストの調査タイミングについては前回工事を行う際には必須として掲載しましたが、
工事を行うのを前提としなくても実施することがあります。

簡単に言えば工事を行う事が決まった時点でバタバタするのではなく、
事前にどこにどの様にアスベストが使用されているのかを把握することが可能という事です。

この利点はどこにあるか・・・、答えは調査の費用が抑えられます。
調査の流れと共にこの費用が抑えられる理由も組み込んでいきます。

調査の流れ:打ち合わせ

アスベスト調査の最初に行う事は発注者様との打合せですね。
ここについては事前調査の義務化に伴い、調査協力することも発注者側の義務となりました。

聞き取り調査に近いものとなりますが、登記簿の参照協力、図面の有無や改修履歴の有無、
また以前にアスベストの調査をしたことがあるか、またその時期はなど調査を実施するのに必要な事を伺っていきます。
義務という強いワードを使ってはおりますが、最大限のご協力をお願い致します。

調査の流れ:図面調査

次に行うのが図面等の調査になります。
図面調査とは、登記簿や竣工図、改修図面などを使用して建物の構造様式や時期、
使用されているであろう建材を知ることが出来ます。

この中で一番大きな要因となるのが『時期』です。

なぜこの『時期』が大事なのか、それは平成18年(2006年)9月以降に着工した建物や
工事であるのかの判断となります。

平成18年(2006年)9月1日に国内での石綿商品の禁止が決まったことから、
厚生労働省から出ているマニュアルにもこの9月以降の着工については不含有として良いとなっています。

まずここで費用が安くなるポイントです。

図面などの情報がしっかりしていれば、この時点で建物全て調査対象外とする事が出来、
最初の調査の段階で終了することが出来ます。

改修した箇所についても改修内容がわかる図面があれば、これも同様に調査対象から除外できます。
例えば改修範囲(天井張り替え 石こうボードから化粧石こうボードへ)などと書いてあれば、
どのような工事が行われたのかが判断出来ます。

いくら見た目が新しいからと言っても図面などが無く、情報不足では時期を判断する為のエビデンスが無いので、
施工時期不明として調査を行う必要が出て来ます・・・。
図面大事ですね。

図面の中には建物の大きさや配置などを記載しているものだけでなく、仕上表と呼ばれるものもあります。

皆さんはご自宅の竣工図(完成図書なんて呼ばれることもあります)見たことありますか?
学校や商業施設などの竣工図にはこの仕上表が必ず入っています。

○○室の天井は○○、壁は○○、床は○○などといった感じで。

上の図が仕上表の一部となっています。

この図面建物は昭和40年代の物なので、アスベスト含有している建材が使用されていた時期となります。
仕上表上の黄色に着色した建材が含有の可能性がある建材としてピックアップしていきます。

床や巾木などの表面に見えているものだけでなく、
床の下地や壁の下地などまで表記してくれている仕上表は大変助かります。
見落としを防ぐ為にもこの図面調査をしっかりと行っていきます。

アスベスト調査に重要な「時期」について

ちなみに『時期』というと前半に記載した過去のアスベスト調査にも関わってきます。
現行法令が平成18年(2006年)9月1日に改定されていますので、
それ以前に行ったアスベスト調査についてはあまり意味を持たないものとなってきます。
簡単に言えば含有率と種類によります。

法改正直前の規制含有率は1%を越えるものだったのに対して、現行は0.1%以上が規制の対象となっており、
例えば0.5%含有しているものは現行では含有物となるが、1%規制の頃では不含有と記載されることになります。

アスベストの分析を行う種類も現行は6成分に対して、以前は3成分の時期もありましたので、
その3成分だけ不含有だったとしても、残りは・・・?って話になり、
結果として過去に実施したアスベスト調査の不含有結果が参考に出来なくなる事も良くあります。
1%でも3成分でも含有と結果が出ていれば現行でも含有ですが・・・。

最後にちょっと復習、調査費用を抑える為の大きなポイントがありました。
『時期』です。着工のタイミング、改修のタイミング。

リフォームなどの工事の場合、前回のリフォームタイミングが上記の除外時期に該当していれば、
不含有として工事を進めることも可能となります。

もう一つの大きなポイントは『発注の仕方』です。
図面調査一つ取ってみても、工事が決まってからでは複数業者に見積を取ろうにもその業者それぞれの考え方や思惑があり、
調査〜工事までの費用比較がしにくくなります。

先行してアスベスト調査を進める事で、工事業者達にはこの調査結果を踏まえて見積を作って欲しいと依頼を行う事が出来、
工事費用の比較もしやすくなると考えます。

図面調査だけでかなりの量になってしまったので、今回はここまでにします。

有資格者によるアスベスト調査を行うケーズブレインズでは、
リフォーム業・解体業・設備系企業様向けにそれぞれサポート実績がございます。
工事に関する総合的なアドバイスも可能です。
アスベストに関して、お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。

次回は現地調査を紹介していきます。

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